ランプヤン(沖縄白ウコン)とは

ウコンは、沖縄がまだ琉球王朝時代から貴重品として人々から愛され続け、
沖縄の人々の健康維持のために愛用されてきました。
そのウコンを沖縄白ウコンと言います。
地元ではランプヤン(Lanpuyang)と呼ばれています。

沖縄白ウコンは、熱帯アジア原産のショウガ科の植物で、
葉っぱのところはショウガに似ています。
そのため、別名「ハナショウガ」と呼ばれており、赤い綺麗な花を付けます。
ウコンと呼ばれていますが、実際にはショウガに近い植物となります。
白ウコンは約80%はゼルンボンという精油成分を多く含んでいる特性があります。

ランプヤン(沖縄白ウコン)の効能は、特に膵臓に良く、
糖尿病に効果を発揮する品種ということだけでなく、
高血圧・痛風・疲労回復にも効果があると言われています。
このサイトでご紹介しているように、紫ウコンと同様に、
血液を綺麗にする成分を含んでいるようですね。
沖縄産ではありませんが、インドネシア産のものでは、
水虫の特効薬になっているようですね。

実はこのランプヤン(沖縄白ウコン)の乾燥粉末を扱っているところがあまりなく、
生の沖縄白ウコンは殆ど手に入らない希少種となっています。

このランプヤン(沖縄白ウコン)の飲み方についてご紹介します。
飲み方は、最初の1週間はスプーン1/2、その後はスプーン1杯を目安に飲みましょう。
1日2~3回は水かぬるま湯で飲むとよいですよ。


ランプヤン(沖縄白ウコン)の基本情報

科名・属名:しょうが科 しょうが属 多年草
学名:Zingiber zerumbet
和名:花しょうが、白うこん
生薬名:はなしょうが
ハーブ名:ランプヤン
産地・分布:インド、ヒマラヤ地方原産
味覚:非常に強い苦み
主成分:ゼルンボン